泥々通信03号を発行

泥々通信03号を発行

泥々通信の第3号(2026年8月号)を発行しました。

No.3 泥々通信-2026年8月号

泥々通信は、泥々の器やその背景にあるものごとを、季節ごとにお届けしている小さな冊子です。3号となる今回は、初めての海外出展の記録を中心に、ページ数を少し増やしてお届けします。

恵那・笠置山から準平原を眺める

岐阜県恵那市の笠置山から、郡上方面へ幾重にも連なる低い山々を眺めると、山の上にいるはずなのに視界がふっと開ける瞬間があります。地形学で「隆起準平原」と呼ばれるこの風景から、浸食と隆起が繰り返されてきた大地の話、そして粘土が生まれる場所の話へ。器のふるさとである「土」の来歴をたどる地質のエッセイです。

pick up:灰釉湯呑

今号の表紙まわりでご紹介しているのは灰釉湯呑です。釉薬の厚みによって、ピンクや薄い紫、焼け焦げたような表情、白っぽいクリーム色と、同じ窯で焼いても一つずつ微妙に違う顔を見せます。作り手の「こうしたい」が全く反映されないからこそ生まれる出会いについて、少しだけ書きました。

MONO JAPAN 2026 出展記

2026年1月、オランダ・ロッテルダムのSupernova Hotelで開催されたMONO JAPAN 2026に参加しました。ホテルの一室を使っての展示会で、泥々の陶食器に加え、技術アドバイザーの堀俊郎、代表の堀太一、それぞれの個人名義の作品も展示しています。

美濃焼は海の向こうでどう見られるのか。「志野」「織部」は伝わるのか。会場で交わした会話や、現地で考えたことを、移動を含め約10日間の記録として残しました。誌面のなかで一番長い記事です。

泥々の資料室

精神科医・中井久夫の『徴候・記憶・外傷』を取り上げました。データの外で窯と向き合う瞬間、いわゆる「職人の勘」と呼ばれるものについて、本書を手がかりに考えています。

展示のご案内

堀俊郎作陶展「ゆらぎの残響」(日本橋三越本店・9月23日〜28日)をはじめ、今後の展示予定も掲載しています。


お手に取りいただける場所

泥々通信03号は、セラミックパークMINO(岐阜県多治見市)のショップにて配布しています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

deidei magazine issue 03 is out now — featuring our report from MONO JAPAN 2026 in Rotterdam. Available at the Ceramic Park MINO shop, Tajimi, Gifu.


泥々の季刊誌をより良くするため、読者アンケートを実施しています。

所要時間は約3~5分です。率直なご意見をお聞かせください。

※郵送にてお受け取りの方で配信停止を希望される方も同じフォームにて承ります。

アンケートの回答/配信停止

ブログに戻る